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Screenless Media Lab.について

生活情報環境における、視覚と聴覚のバランスを、リデザインする

当ラボのミッションは、高度情報化社会の利点や欠点を改めて捉え直し、情報環境と生活の関係を再定義しよう、もっと言えば、視覚情報の過多を適切に切り下げ、視覚と聴覚のバランスを考えよう、というものです。
私たちは、この20年あまりの間、情報量を増やし、即時に処理することを価値あるものと見なし、追求し続けてきました。しかし、いま、私たちは多すぎる情報に疲れ、いわゆる「無関心化」「無欲化」に陥っていると言われています。
この背景には、私たちの側からの関わりを必要としない、あるいは、させない視覚情報に偏重した環境があります。

この点を踏まえれば、視覚と聴覚をバランスすることは、無関心化、無欲化を引き起こしている情報環境と生活の関係を見直すこと、ひいては、高度情報化社会における「ウェル・ビーイング」を考えることにも繋がるはずです。
しかし、視覚と聴覚をバランスする試みには、まだ十分に検討されていない部分もあります。それは、例えば、どのような言い方、語順、ワード、速さ、ニュアンスなどが含まれた聴覚情報であれば、私たちの理解や意欲により貢献するかといったことです。
当ラボでは、関連のある各分野の専門家の助力を得ながら、情報環境と生活の関係を再定義するという目標に向けて、こうした課題を研究しつつ、その成果を広く社会に還元していきたいと考えています。

これまでは情報を「知る」という点で、視覚情報の優位が説かれ、積極的に情報を視覚化することが試みられてきました。しかしながら、近年の研究では、情報を「分かる」、あるいは「動機付けられる」という点では、「聴く」こと、つまり聴覚情報の重要性が指摘されるようにもなってきました。
聴覚情報は、自分の中で整理し、考え、イメージするといった積極的な関わりを引き起こすだけでなく、私たちの側に情報を解釈する余地を残す、その自由を残すものである、と改めて評価されるようになってきているのです。

Members

Screenless Media Lab.のメンバー

Screenless Media Lab. 所長 / Chief Fellow

堀内 進之介

1977年生まれ。博士(社会学)。専門は、政治社会学・批判的社会理論。現代位相研究所・首席研究員、首都大学東京客員研究員ほか。単著に『人工知能時代を〈善く生きる〉技術』(集英社新書、2018年)、『感情で釣られる人々』(集英社新書、2016年)、『知と情意の政治学』(教育評論社)、共著に『人生を危険にさらせ!』(幻冬舎)、『悪という希望‐「生そのもの」のための政治社会学』(教育評論社)ほか多数。翻訳書に『アメコミヒーローの倫理学』(パルコ出版、2019年)、『魂を統治する』(以文社、2016)がある。

Technical Fellow

吉岡 直樹

1973年生まれ。ディレクター。(株)XAMOSCHi代表。デジタル系プロダクションの設立を経て現職。日本ディープラーニング協会認定ゼネラリスト(JDLA DeepLearning for GENERAL 2017)、米国 PMI®認定プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル、経営学MQT上級(NOMA)、ウェブ解析士(WACA)、日本マネジメント学会正会員(個人)。共著に『AIアシスタントのコア・コンセプト/人工知能時代の意思決定プロセスデザイン』がある。

Research Fellow

塚越 健司

1984年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。拓殖大学、学習院大学非常勤講師。専門は情報社会学、社会哲学。ミシェル・フーコー研究のほか、インターネットの技術や権力構造などを研究。NHK Eテレ『世界へ発信!SNS英語術』解説。単著に『ニュースで読み解くネット社会の歩き方』(出版芸術社)、『ハクティビズムとは何か』(ソフトバンク新書)。翻訳(共訳)に堀内進之介監訳『アメコミヒーローの倫理学』(パルコ出版)。その他共著多数。ウェブ記事配信に「サイバー空間の権力論」(WEDGE)、「塚越健司の情報社会学・社会哲学の視点から」(Yahoo!ニュース個人)。その他メディア出演、記事寄稿等多数。

事務局長 / Member

三条 毅史

Member

坂元 敏也

Member

池田 卓生

Member

野上 知弘

Member

長谷川 裕

Member

後藤 一

Member

橋本 吉史

Contact

contact@screenless.net

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